山梨観光情報
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2026.10.23
【最終更新】2026年10月23日
秋の山梨は、ワイナリーや収穫祭、地域のイベントでにぎわう季節です。家族で出かけるには絶好のタイミングですが、現地では毎回おなじみの光景が繰り返されます。会場の後半でお子さんが飽きはじめ、「まだ帰らないの」の連発。そして運転担当のお父さんは、まわりが楽しそうにしているのを横目に、ひたすらウーロン茶。どちらも、ちょっと気の毒です。この記事では、そんな一日を全員が満足するものに変える、おすすめの立ち寄りスポットの活用方法をご紹介します。鍵になるのは、会場から移動の手間をほとんど増やさずにたどり着ける、温泉と食事がそろった場所です。
立ち寄り先を決める前に、子連れ旅行で何が問題なのかを整理しておきましょう。ここがはっきりすれば、解決策も決まります。どちらもよくある話ですが、放っておくと次のお出かけに影響します。
大人にとっては見どころの多いイベントも、お子さんの集中力は思ったより早く切れます。人混みで歩き疲れ、食べたいものも食べ終え、あとは大人を待つだけ。そうなると、機嫌はみるみる悪くなります。ここで無理に滞在を延ばすと、帰りの車内までその空気が続きます。大切なのは、お子さんから「飽きた」の一言が出る前に、次の楽しみへ移ることです。
ワイナリーや酒蔵が絡むイベントでは、運転担当の肩身がとにかく狭くなります。道路交通法で飲酒運転は禁止されていますから、たとえ一口でも試飲はできません。まわりが楽しそうであるほど、満足度の差は広がります。かといって、家族で出かける以上、誰かがハンドルを握らないと始まりません。だからこそ、運転してくれた人も満喫できるスポットを、はじめから組み込んでおく必要があります。
この2つを同時に解決する方法が、実はあります。イベント会場から移動の手間をほとんど増やさずに行ける場所で、お子さんが過ごせて、大人が休めて、食事までそろう。そんな立ち寄り先を一か所押さえておくのです。逆に、会場から遠い場所を選ぶと、移動中に全員の体力が尽きます。距離の近さは、それだけで立派な条件といえます。イベント当日は予定どおりに動けないことも多いため、多少遅れても立ち寄れる時間の幅があるかどうかも確かめておきたい点です。到着が遅くなっても大丈夫だと分かっていれば、会場での過ごし方にも余裕が生まれます。
その条件を満たすのが、甲斐市富竹新田にある竜王ラドン温泉湯~とぴあです。まずは、そのアクセスの良さから確認しましょう。家族連れにとって、この点は想像以上に重要です。
湯〜とぴあは、甲府昭和ICから国道20号線を韮崎方面へ約3分の場所にあります。イベント会場を出て高速に乗り、降りたらもう到着という距離感です。駐車場は400台収容で無料、大型車両も停められます。休日でも停める場所を探して延々と回る心配が少ないのは、疲れた家族にとってありがたいところ。信玄堤からは車で約4分、県立美術館からは約5分と、お出かけの立ち寄り先としても足を運びやすい立地です。
お酒を楽しみたい日は、始めから電車で出かけるという選択もあります。湯~とぴあは竜王駅から徒歩約8分の距離にあるため、車を使わない日でも予定に組み込めます。お子さん連れでも無理のない範囲です。ただし、お酒を飲んだあとの入浴は身体に負担がかかるため、時間を置くか、入浴は控えるようにしてください。順番を工夫するだけで、選べる過ごし方の幅が広がります。
湯~とぴあの温泉の利用時間は、10時から23時までです。夕方に到着しても夜まで十分に時間があるので、イベントを最後まで楽しんでからお越しいただけます。日帰り利用の方は、券売機で入場券をご購入ください。日帰り入浴は、大人が880円、子ども(12歳以下)が770円です。食事付きのプランを利用される場合も含め、料金や内容は変わることがあるので、お出かけ前に最新の案内をご確認ください。
参考:竜王ラドン温泉湯~とぴあ「竜王ラドン温泉」
立ち寄り先として選ぶなら、お子さんの過ごし方も気になるところです。お風呂だけで一日を締めくくるのは、正直なところ子どもには少し物足りません。その点、館内にいくつかの居場所があるのは頼りになります。
湯〜とぴあの大浴場は浴槽ごとに泉質が異なるため、ひとつの湯船に浸かって終わりではなく、いくつか回ってそれぞれの違いを楽しめます。湯温や入浴時間はお子さんの様子を見ながら調整し、こまめに水分を取らせてください。長湯をさせないことが、機嫌よく上がってもらうコツです。
館内にはゲームコーナーがあり、懐かしのゲームやメダルゲームなどを家族全員で楽しめます。お風呂に飽きたお子さんの遊び場としては、これ以上ないほど頼りになる存在です。湯上がりには休憩室も用意していますので、先に上がった人が座って待つこともできます。家族で行動するときは、こうした「集合場所」があるだけで全体の動きがスムーズになります。
館内の売店では、地元の名産品を取りそろえています。イベント会場で買いそびれたお土産を、ここで補える場合もあります。お子さんにとっては、自分で選んで買うという体験そのものが楽しい時間です。帰り際に一つだけ選ばせる、といったルールを決めておくと、会計の前で長い交渉戦が始まる事態も避けられます。
参考:竜王ラドン温泉湯~とぴあ「館内施設」
そしてここからが、お酒を飲めなかった運転担当の方のお楽しみの時間です。飲酒していないため、好きなタイミングで気にせずゆっくり湯に浸かり、贅沢な食事も楽しみましょう。
湯〜とぴあの温泉は、地下1,000メートルから湧き出した湯が毎分130リットル、各浴槽へ送られています。泉質はナトリウム泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉(療養泉)、そしてラドンです。全国で2%しかないとされる掛け流し100%の天然温泉です。なかでも特徴的なラドン温浴は、「気体を吸う温泉」として、心地よい発汗を促します。一日ハンドルを握り続けた身体を、ゆっくり湯にゆだねましょう。
湯〜とぴあの食事処では、季節の懐石料理を用意しています。山梨ブランドの甲斐サーモン「富士の介」など、県産の食材を使った献立が特徴です。品数を少なめにしたプランもあるため、お子さんや年配のご家族と一緒でも安心です。温泉とランチや夕食をまとめて済ませられるので、飲食店を探して移動しなくてよいのは、疲れた家族にとって嬉しいポイントです。
ここまでの内容を、家族の立場ごとに整理します。
| 家族の立場 | 館内での過ごし方 | うれしいポイント |
|---|---|---|
| 子ども | 浴槽をめぐる、ゲームコーナー、売店でお土産選び | お風呂以外にも居場所がある |
| 運転担当 | 掛け流しの湯にゆっくり浸かる | 一日の我慢を取り返せる |
| お酒を楽しんだ人 | 休憩室で休み、時間を置いてから入浴 | 移動せず一か所で完結する |
| 年配の家族 | 品数を少なめにした食事プラン | 無理のない量で食事ができる |
参考:竜王ラドン温泉湯~とぴあ「竜王ラドン温泉」
秋のイベントや観光は楽しいものですが、お子さんが後半で飽きてしまうことと、運転する人だけが飲めないことは、家族での外出につきものの悩みです。この2つは、会場から移動の手間を増やさずに行ける立ち寄り先を一か所決めておくだけで解決できます。甲府昭和ICから約3分、竜王駅から徒歩約8分の竜王ラドン温泉湯〜とぴあなら、浴槽ごとに泉質が異なる大浴場に加えて、ゲームコーナーや休憩室、売店もあり、お子さんの居場所に困りません。運転を担当した方には、地下1,000メートルから湧く100%掛け流しの湯をゆっくり味わってもらいましょう。締めくくりは、山梨県産食材を使った季節の料理です。帰りの車内で全員が満足していれば、その一日は大成功といえます。