喉が焼けつくほど「ビーピー、ゼーゼー」。
私は、自分の体にたいへん自信をもっておりました。
古い話になりますが、支那事変、大東亜戦に参加し、軍に従事中は、決死隊」として蘇州作戦に参加しました。
しかも野戦病院には一度もお世話になることもなく、自分の責務を最後まで果たすことができたことは、私の生涯の誇りであります。
それが、十二年前、突然私の体に異変が起こったのです。
朝から晩までセキにならぬセキがでて、喉が焼けつくほど「ビーピー、ゼーゼー」。
息苦しくて汗びっしょりになり、眠れない夜が幾晩も続きました。
その苦しさといったら、同病者でなければ決してわからない、それはそれは辛いものでした。
毎日の発作の中で、唯一の救いは、妻の献身的な看護でした。
文句をいうでもなく泣きごとをいうでもなく、いつも私を励ましてくれました。
やつれ果てた自分の姿が情けなく、昔の雄々しかった頃の想い出ばかりにふける毎日が続くある日のこと、偶然にラドン温泉の話を聞きました。
試しに1ヵ月間泊まりこんで、療養しました。
すると、五日めの朝には、あれほど頑固なタンが薬なしで、楽にでるようになったのです。
効果はもとより、効きめの早さに、本当に驚かされました。
今ではすっかりもとの元気な体にもどり、このすばらしいラドン効果を、病める人々にすすめております。
迷惑をかけた多くの人々に感謝しながら、今日ある自分の幸福を強く感じています。
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