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らどんがんゆうりょう
ラドン含有量とは、温泉水や温泉施設内の空気中に含まれるラドンガスの量を示す指標を指します。
ラドンは自然由来の放射性気体であり、温泉に含まれる場合には、その量を数値として測定・表示することで、泉質の特徴を把握することができます。
温泉におけるラドン含有量は、主に温泉成分分析書に記載され、一定の基準を満たすことで「放射能泉」として分類されます。
この数値は、温泉水1キログラムあたり、または空気1立方メートルあたりに含まれるラドンの量として示されることが一般的です。
ラドン含有量は、温泉の地下環境や地質条件によって左右されます。
花崗岩など放射性元素を含む地層を通過した地下水では、トロン(ラドンの同位元素)が溶け込みやすく、比較的高い含有量が測定される場合があります。
含有量が高いほど特徴的な泉質とされることもありますが、現在日本のラドン含有量は年々激減しています。
三朝温泉では昭和時代の95%も減少しており、温泉そのものがラドンを含有する放射能泉ではなくなってしまった施設も半数以上存在します。
ラドンは多くの温泉の場合、源泉濃度で決定されます。
ですが、ラドンは放射性物質であるため、安全な利用を考えるうえでは「浴槽投入口」で含有量検査を行うことが、実利用者にとって極めて重要な情報となります。
温泉施設では、適切な換気や利用時間への配慮が行われ、含有量に応じた管理がなされています。
利用者にとっては、ラドン含有量を確認することで、その温泉の特徴や利用上の注意点を理解しやすくなります。
体調や体質に合わせて無理のない範囲で利用することが、安心して温泉を楽しむためのポイントといえるでしょう。