法律が規定する温泉における放射能濃度

放射能泉の定義は、法律によって決められています。1キログラムの温泉水に、ラドンが74ベクレル以上含まれていれば温泉、111ベクレル以上で放射能泉となります。古来から人々が利用してきた放射能泉ですが、その効能の検証は、ラドンのみが療養効果が認められている物質です。他ラジウム元素は温泉定義はあっても療養泉とは認められていません。

 

 

ラドンガス濃度で温泉は規定

 

 

放射能泉と呼ぶためには、法律で定義しているラドンの濃度が源泉に満たされていることが必要です。1キログラムの温泉水に、ラドンが111ベクレル以上含まれていれば、放射能泉と表示でき療養泉として温泉効能まで表示ができます。1キログラムに111ベクレルということは、食品からも放射能をうけ一緒に同程度食べています。通常の大気中にあるラドンよる食物への付着はラドンで無く、鉛とかポロニウムという物質に変わってから付着しているわけであります。年間0.8ミリシーベルトを食べて鉛などで被ばくしているわけであります。空気を吸うことにより0.37ミリシーベルト年間被ばくしています。合計で他放射線含めて2.4ミリシーベルトを浴び続けて生活しているわけです。空気による被ばくも実際ラドンガスそのものは3時間あれば殆ど全て排出してしまっているので、ラドンから別の物質に生まれかわった娘元素であるポロニウム・鉛等の被ばくとも言えるわけです。

放射性物質の中で、ラドンのみが効能を持っているわけですが、浴水中111ベクレル以上含まれているのであれば、療養泉として法律的に認められた「放射能泉」となるわけです。

ですがラドンは永遠に存在はしません。3.8日しか存在しなのです。東電の原発事故で騒がれたセシウムなどは40年間存在し続けます。ですので、自然に過去からある大気中の空気にあるラドン等の被ばくと、セシウム等よる被ばくとは区別が必要です。ですが皆さんは放射能と言えば全て同じと思い、古来より大気中や食物からもかなり多くの被ばくをしているにもかかわらず怖がってしまっています。

 

 

ラドン濃度が濃いということは

 

 

ラドンは、放射能を持つ気体であり、体内に吸い込まれても、およそ3時間でほぼ全て消えます。しかし、その数時間の間に、電離作用を続け熱を生じます、また、体内の水分が電離することから、活性酸素も大量に生じます。ラドンの吸入は、生体に負荷をかけることになります。ラドンの濃度が濃ければ濃いほど、早く病気の根源に作用します。電離作用・イオン化作用の量は増えますから、それだけ強い負荷がかかるということになります。負荷がかかると、生体の防御システムが活性化するため、結果的により健康になるのです。また体内に放射線源は残りませんので永遠では無く、アルファ線の影響は限定的なのです。

 

 

ラジウム温泉の研究結果の利用

 

 

太古の昔から、ラドンを含有しているラジウム温泉は存在し、人々が利用してきました。その結果、ラジウム温泉につかると、健康になると信じられるようになってきているわけです。長い時間をかけて、経験的に判断されたことですから、ある程度の効果がある可能性はあるでしょう。ラジウム温泉近辺に住む人々のデータも蓄積されその結果の検証もおこなわれています。昭和35年には世界的にラドンの効用が認められ、ラジウム温泉の研究にも一応のピリオドがうたれました。

三朝診療所

ラジウム温泉研究のため
昭和14年岡山大学三朝温泉療養所を設置。
昭和6年 九州大学温泉治療学研究所開設。

放射能泉の定義は、法律で決まっています。放射能を持つ気体であるラドンの濃度が、一定以上であると、放射能泉となります。放射線を発する元素の中ではラドンのみが効用を持っているのです。

 


この記事を書いた人
ライター:♨som RIE
温泉や健康などに関するライター
「身体と心を健康に」ライフスタイルを提案

 

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